カサーレ・ヴェッキオ(神の雫ワイン)をソムリエが解説!【ソムリエによる評価レビュー】当たり年やバックヴィンテージとは?2022の感想追記

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カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォの写真 まろやかな赤ワイン
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最近では、安くて美味しいイタリアワインがスーパーでも買えます。
ピザもパスタも、なんならお好み焼きにもマリアージュしてくる、驚異のお手頃ワイン。

飲みやすくて程よくフルーティ。
気軽に飲めるのはうれしいけど、もっと飲みごたえが欲しい・・・

そんな時に絶対におすすめなのが「ファルネーゼのカサーレ・ヴェッキオ モンテプルチャーノ・ダブルッツォ」です。

しっかり濃くジューシーで、飲み心地の優しさはそのまま。

だからグイグイ飲めちゃいます。

「神の雫ワイン」として有名なのも頷ける、最高のコスパワインです!

甘口→辛口
ボリューム(軽→重)
タンニン(控えめ→渋い)
酸味(控えめ→しっかり)
飲みやすさ(初心者にも◎)
プレゼント向き
コスパ
ひとこと評価美味しいです🍷初心者にもワイン通にもおすすめ!

【カサーレ・ヴェッキオ】外観・香り・味の特徴

カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォの写真

外観

濃く色の詰まった色調。

色味は紫がかっており、若々しく果実の力を感じます。

香り

しっかりとした香立ちで、完熟感のあるブルーベリーにバニラ、カカオのニュアンス。

鮮やかに香が立ち上がってきますが、角が取れてまろやかな印象も同時に受けます。

味わい

ジューシーでふくよかな果実味と、こなれたタンニン。

酸味も適度にありますが、これが丁度果実味をリフトアップして味わいにメリハリを持たせています。

酸味も渋みも単体で主張することが無く、ソフトな口当たりと滑らかな飲み心地。

凝縮したパワーのあるワインには珍しく、次の一杯を誘うような心地よさがあります。

日常酒のモンテプルチアーノ

モンテプルチアーノ 画像:Wikipediaより

モンテプルチァーノ・ダブルッツォとは、モンテプルチァーノというブドウを使いアブルッツォ州で作られる赤ワインのことです。

ここ日本でも1,000円程度で買える低価格のものが多く、楽しく飲ませてくれる素敵なワインが多く造られています。

嬉しいのは、難しく考えなくてもほとんどの食事となんとなく相性良く飲めてしまうところ。

渋みも少なくソフトな口当たりで、軽いわけじゃないけれど重すぎもしないちょうどいいボディ感。

ワインに味の余裕というか隙間がたくさんあって、料理とぶつからないようにできている、そんなワインです。

そんなモンテプルチァーノですが、濃いバージョンもあります。

その筆頭格が、カサーレ・ヴェッキオ。

カサーレ・ヴェッキオは濃さとソフトな口当たりの両立

カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォの写真

通常1枝から8房ブドウを収穫するところを、半分の4房に抑え、凝縮した味わいを獲得しています。

その濃さと、モンテプルチァーノならではのソフトな口当たりが両立しているところが、このワインの良いところ。

正直、モンテプルチァーノでなら、濃いワインは幾らでも作れます。

ただ、濃くしたときにガシガシとした渋みが出てしまったり、香りが詰まりすぎて潰れてしまったりすることもあります。

そういう失敗に陥らず、絶妙なさじ加減であくまで飲みやすさを保っている。

イタリア辛口評価誌ルカマローニで何度もトップ生産者に選ばれ、漫画「神の雫」で紹介されたワインの中でも根強い人気を誇っているのは、このあたりに理由があるのではないでしょうか。

カサーレ・ヴェッキオの当たり年やバックヴィンテージは?2022の感想追記!

漫画「神の雫」で取り上げられ一躍有名になったカサーレ・ヴェッキオですが、漫画で取り上げられたヴィンテージは2006年のものです。

また、2014年のヴィンテージのワインは、ドイツで毎年2回開かれる「Mundus vini International Wine Award」で金賞を受賞しています。

人気のワインですぐに売り切れてしまうため、熟成されたワインの流通量が非常に少なく、2015年より前のバックヴィンテージはあまり流通していないようです。

最近では、2018,2019が美味しいと言われています。

2~3年前のヴィンテージもとても美味しく飲めるので2022年あたりが狙い目です。

品種モンテプルチアーノ
産地イタリア・アブルッツォ州
価格帯1,700〜2,500円

追記!(2025.5.3)
カサーレヴェッキオ2022の感想

GWのBBQの持ち寄りワインとして、カサーレヴェッキオ2022を頂いてきましたので、その感想を(^^)

濃いルビーレッド。
香りだちはそこまで強くなく、徐々に黒っぽいベリー系の果実やチョコレートを感じる。
口に含むと、「やはり、これだ!」と思える、凝縮された厚みのあるボリューム。
渋み、酸味はきちんと感じながらも、なめらかに舌を伝ってくる心地よい飲み口。

「ヴィンテージに期待できない」とされている2022年。
ヨーロッパ全土では記録的な高温となったからだ。

しかし、レヴェッキオ2022から感じられる果実のその凝縮感から、何年も高温と乾燥が続くイタリア中部の生産者たちはすでに相応の対応ができているのかも知れない。
むしろ、そのコンディションをも生かたブドウづくりをしていると言える味わいである。
この後の熟成も楽しみたくて、追加で2022年を購入し、セラーに入れた。

自宅セラーで寝かせるのもあり!

人気ワインのヴィンテージもいいですが、手に入りやすい最近のものを購入し、セラーで寝かせるのも手です。
高値で取引されるような高級ワインではないからこそ、自分のセラーで熟成させたワインを何かの記念日などにいただくのはこの上なく幸せです。

最近では場所をとらない縦型の家庭用のセラーもかなり安価で売られるようになり、消音設計もされているのでお部屋のインテリアにもおすすめです。

セラーを選ぶ時の注意点としては、まさに「大きさ」と「消音設計」です。
ワインだけが置ける広いお部屋のあるお宅は良いですが、リビングや趣味のお部屋などの一角に置く場合は、見た目はもちろんのこと、大きさが理にかなっているものにしましょう。

縦型のスリムなものは、幅はとりませんが、若干圧迫感もあり、壁面インテリアの一部として魅せる配置にすると上手くまとまります。

低めのタイプは、スリムな縦型と比べて場所はとりますが、インテリア的にはまとまりやすい印象があります。

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