あまり知らないブルガリアワイン。
でもそれに最高級品質が保証されていたとしたら・・・?
イギリス、アメリカの名だたるワイン評論家達が絶賛し、プロも箱買いする掘り出し物。
それがブルガリアのベッサ・ヴァレー エニーラ。
今回はできればこっそりと教えたい。
フランス伯爵家が目をつけた、ブルガリアワインの秘宝です。
パティシエとして製菓店やカフェのマネージャーを経験。レストランサービスを学ぶため、関西のホテルレストランを中心に約10年以上勤務。ワインに興味がありソムリエ呼称資格を取得。
保有資格
・日本ソムリエ協会 ソムリエ呼称資格
・調理師免許
香り・味の特徴
ブルーベリーやビターチョコ、カカオにオレンジの香り。
ほんのりとバターや皮製品の香りに、杉やキノコのニュアンスもあり、ボルドーっぽいどっしりとした中にも土や森を感じる雰囲気が楽しめます。
味わいは酸・渋みがありしっかりと飲み応えを感じさせる一方で、まろやかで滑らかな舌触りやしっかりとした果実香。
味わいの要素がバランスよく混ざり合っている印象です。
非常に整った丹精な味わいで、なるほど「ボルドー通にブラインドで飲ませてみたい」と評論家が唸るのもうなずけます。
フランス伯爵家のお墨付き
実はブルガリアには長いワイン作りの歴史があります。
緯度も高く、日照量も豊富でブドウ栽培には適した土地なのです。
そんなポテンシャルの高い土地にいち早く目をつけたのが、ハプスブルク家の末裔、ナイペルグ伯爵。
彼は自らが所有するフランス・ボルドー地方のシャトー「ラ・モンドット」や「カノン・ラ・ガフリエール」の醸造担当に、当時まだあまり知られていなかった天才醸造家を起用、短期間で世界最高レベルまで引き上げた凄腕の持ち主。
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そして、世界最高峰のワインを育て上げたナイペルグ伯爵が次に手に入れたのが、このベッサ・ヴァレーだったのです。
しかも、ナイペルグ伯爵家の紋章をラベルにでかでかとあしらった自信作。
ボルドーでのワイン作りと同じ情熱をもって何度もブルガリアへ渡り、これまたボルドーから醸造担当を引き連れて臨むという万全の体勢で作られています。
ラベルの赤い紋章は、まさにナイペルグ家の情熱と最高級の品質を保証するもの。
安心して手に取ることができます。
世界の評論家も大絶賛
そうして完成したベッサ・ヴァレーのワインは、各国のワインジャーナリスト達から絶賛を持って迎えられます。
現代を代表する二人のワインライター、ジャンシス・ロビンソンとロバート・パーカーは、自身のワイン評価サイトで手放しの絶賛をしています。
「ボルドー愛好家にブラインドで飲ませてみたい」
「驚くほど美味しいワインで、注目のお買い得」
味わいのバランスがとてもよいので、個人的には熟成させてからもかなり楽しめると思います。
ここ日本ではブルガリア産ということもあってか、あまり喧伝されていないような気がします・・・ので、まだちょっと通アイテム。
お買い得の状況ですので、見つけたら是非トライしてみてください!
そして、見つけた人だけでこっそりと楽しみましょう。