ピノ・ノワールは、淡い色合い、華やかでチャーミングな香り、繊細でありながら厚みがあり一度味わったらその虜になってしまう妖艶な魅力を持っています。
世界各国で栽培されていますが、栽培が非常に難しく、本当に美味しいと思えるものに出会うのがなかなか難しい品種でもあります。
今回は、ソムリエが美味しくてコスパの良いピノ・ノワールの選び方、また、おすすめのコスパ最高の10本を厳選しましたので、参考にしてください。
パティシエとして製菓店やカフェのマネージャーを経験。レストランサービスを学ぶため、関西のホテルレストランを中心に約10年以上勤務。ワインに興味がありソムリエ呼称資格を取得。
保有資格
・日本ソムリエ協会 ソムリエ呼称資格
・調理師免許
ソムリエが教える、コスパの良いピノ・ノワールの選び方
安いわけではない価格帯からが狙い目
ピノ・ノワールは低~中価格帯で最もハズレが多い品種で、最低でも2,000円台~3,000円くらいはかけた方が納得のいくワインを選ぶことができます。
一方「じゃあとにかく高いやつ」となるとそれもまたハズレを引いてしまうこともあり、高いのにハズレを引いてしまった日には…。
コスパを狙うのであれば2,500〜5,000円の間くらいが妥当でしょう。
今回はコスパのいい2~3千円のものから1万円以上の「ハズさないワイン」までを厳選しました。
今回選んだおすすめワインの基準
- めちゃくちゃ安いわけではない約2,500円〜1万円までのワイン
- コスパの良い新世界〜伝統のブルゴーニュまで様々な地域のワイン
- 贅沢したいときの絶対にハズさないワイン
あなたにぴったりなピノ・ノワールに出会えれば幸いです。
コスパを狙うには、まずは産地をチェック
ピノ・ノワールといえばフランス・ブルゴーニュをイメージしがちですが、最近では各方面で非常に質の良いピノ・ノワールが台頭しています。
特に2000年代に入りメキメキと力を上げてきているのは、アメリカ、オーストラリア、チリと言った新世界のピノ・ノワール。
価格からは想像できない仕上がりで、味の面でもコスパの面でも世界での勢いを増しています。
コスパを狙うのであれば、新世界のピノ・ノワールをチェックしてみてください。
下記では、コスパの良い新世界のピノ・ノワールから、格式高いブルゴーニュまでを価格別に紹介していますので、ぜひピノ・ノワール選びのご参考にしてください。
また、繊細で土壌の違いによる味わいの変化を飲み比べてみるのも、ワインの楽しみの一つです。産地による味や特徴の違いについても、記事の後半で紹介しています。
まずはソムリエ厳選の「コスパの良いピノ・ノワールおすすめ10選」をごらんください。
ソムリエ厳選!おすすめのピノ・ノワール10選
以下、3つの価格帯に分けて、ソムリエが厳選したコスパのよいピノ・ノワールを紹介します。
・2000~3000円台
・4000~9000円台
・1万円以上
2000円〜3000円台のコスパの良いピノ・ノワール
1.素朴ながら洗練された上品な輪郭「メ・フロ メルキュレ」
コート・ドールから外れた南のエリアにあるため、ブルゴーニュワインの中ではあまり目立たないポジションのAOCメルキュレ。ブルゴーニュの中では生産量が比較的多いことでも知られています。
そのため良い意味でコスパの良い、普段使いしやすいブルゴーニュワインが見つけられます。
フルボディでアロマ豊かなブルゴーニュの特徴をそのままに、メルキュレの小ぶりな味わいと、素朴ながら洗練された上品な輪郭に、ブルゴーニュファンは喜ばずにはいられません。
2.香り高いアロマと程よい酸味「マーティンボロー テ・テラ ピノ・ノワール」
マーティンボロー・ヴィンヤードは、ニュージーランドワインのパイオニアでもあるワイララパにある地方です。地質調査でブルゴーニュに条件が似ていると発見した博士自らがワイナリーを立ち上げるほど。
特に1日の寒暖差がピノ・ノワールの栽培条件には最高で、高品質のピノ・ノワールは世界的に高評価を得ています。
テ・テラは、比較的樹齢の若い樹から造られますが、チェリーやラズベリーなどの香り高いアロマと程よい酸味で、のびのびとしたニュージーランドの大地を思わせます。
ニュージーランド最高峰のマーティンボローをこの価格で味わえる「テ・テラ」はおすすめの一本です。
3.堂々とした骨格の「マルティン・ヴァスマー シュペートブルグンダー」
ドイツでピノはシュペートブルグンダーと呼ばれます。
フランスのアルザス地方と国境を接するバーデンのシュペートブルグンダーは、綺麗な酸味と堂々とした骨格が特徴。
骨格はしっかりとしていますが、軽やかな酸味で、土の香りや、どっしりと構えた腰の低い味わいが楽しめる、コスパの良いワインです。
4.ヴォリュームのある香りの「アタラクシア・セレニティ」
目覚ましい躍進を遂げている南アフリカのピノノワール。
海沿いの涼しさ×南アフリカの豊かな日光のもとで作られるピノ・ノワールは、綺麗な酸味とボリュームのある香りで、まるで一回り大きくなったブルゴーニュ・ワインです。
代表的な造り手から、南アフリカのピノ・ノワールを知るための一本。
5.可憐で可愛らしい「ヨハネスホフ・ライニッシュ ピノ・ノワール」
オーストリアのピノ・ノワール。
白ワインや地ブドウのイメージが強いオーストリアですが、このワインが作られるテルメンレギオン地区は、オーストリアのコート・ドールと呼ばれる場所。
石灰質土壌の東向き斜面が続く地形は、まさにコート・ドールです。
ブルゴーニュワインファンにお勧めしたい、可憐で可愛らしいピノ・ノワールです。
4000円〜9000円台のおすすめピノ・ノワール
6.バランスの良い「フェルトン・ロード ピノ・ノワール バノックバーン」
フェルトン・ロードは、世界でも有数のピノ・ノワール銘醸地となったニュージーランド、セントラルオタゴを代表するワイナリーです。
バノックバーンは、単一畑のブレンドで造られるキュベで、バノックバーン地区の「エルムズ・ヴィンヤード」「カルヴァート・ヴィンヤード」「コーニッシュポイント・ヴィンヤード」の3つの畑のブドウをブレンドして造られています。
これは、寒暖差の激しいオタゴの中でも、比較的暖かく日照量が豊富なエリアで、特徴として雄弁な香りとザラつく渋み、それが見事にまとまるバランスがあり、非常に高い評価を受けているワインです。
7.熟した果実の風味「モンテス・アルファ・スペシャル・キュヴェ」
「世界最高峰のチリワインを造る」という信念のもと、ブドウ栽培、醸造技術など、常に革新的な要素を取り入れたモンテスは、チリワインの中でも一線を画す存在です。
チリの海岸沿いは寒流の影響で冷涼な気候が生まれます。
気候を生かした透き通るような綺麗な酸味と、海沿いらしいピリッとした味のアクセント、チリらしく熟した果実の風味が大きくバランスをとるのが、カサブランカ・ヴァレーというエリアのピノの特徴です。
8.圧倒的なまでに力強い香立ち「ミューレ ピノ・ノワール “V”」
フランス、アルザス地方のピノ・ノワールです。
グラン・クリュフォルブルグ(Vorbourg)で栽培されていますが、アルザスではピノ・ノワールがグランクリュを名乗ることができません。そのため、畑の頭文字を取って”V”という名前にしています。
イチゴリキュールやオレンジ、スパイス、ココアの圧倒的なまでに力強い香立ち。
アルザスらしい、非常にユニークで質の高いワインです。
1万円以上する”外さない”ピノ・ノワール
9.イチゴやさくらんぼの香りの「ユドロ・バイエ A.O.C.シャンボール・ミュジニー ヴィエイユ・ヴィーニュ」
生産国 | フランス ブルゴーニュ |
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価格帯 | 8,500円〜10,000円 |
ブルゴーニュ地方の中でも最も華やかな香り立ちを持つシャンボール・ミュジニー村のワイン。
イチゴやさくらんぼ、花束の香り。
ユドロ・バイエのワインは味わいがしっかりつまり艶やかなな印象を受けます。
10.渋みをしっかり感じられる骨太な「ジ・アイリー・ヴィンヤーズ ピノ・ノワール」
1979年のパリで行われたワインオリンピックで、その名を世界に知らしめた、アメリカはオレゴン州の「アイリー・ヴィンヤーズ」
創立者のデイヴィッド・レットは、オレゴンのウィラメット・ヴァレーに初めてピノを持ち込んだ人物で、”パパ・ピノ”と呼ばれています。
2008年に他界したデイヴィッド亡き後も、息子のジェイソンが引き継ぎ、アイリー・ヴィンヤーズの丁寧なピノ・ノワールづくりは脈々と受け継がれています。
決してパワーを誇示することなく、静かに厳格に立ち上がるピノらしい香りと、口の中でしっかりと主張する味わいは、流石。
複雑な渋みをしっかり感じられる骨太なピノ・ノワール。
ピノ・ノワールの特徴
ブルゴーニュ地方原産のブドウで、冷涼な気候を好みます。
一般的に華やかな香り立ちと優しい果実味を特徴とし、渋みよりも酸味でボディが形作られます。
ピノ・ノワールのワインを灯りにかざすと、大抵は明るい赤色をしています。
淡い色合いが示すとおり、ブドウの果皮が薄く、環境の変化や病害に弱い一面を持っています。
そのため、栽培するのは大変ですが、生育環境に敏感に反応し、畑ごと、収穫年ごとに違った味わいを生み出します。
断層多く、土壌がモザイク状に入り組んだブルゴーニュ地方では、1haにも満たない畑ごとに個性が異なるとして、生育環境を映し出すピノ・ノワールの極端な例を見ることが出来ます。
一方で、この不安定さがピノ・ノワールの多様性を生んでいるともいえます。
ピノ自体はピノ・ムニエとトラミナーの自然交配で生まれたものですが、ピノ・ブラン、ピノ・グリなどはピノ・ノワールの突然変異がその由来です。
クローンによっても味わいが異なり、ヨーロッパ外では畑の土壌や気候ごとにクローンを使い分ける取り組みが盛んです。
果実や花束、紅茶のような香り
ふわっと鼻まで上がってくる、華やかな香り。
イチゴやさくらんぼなど、小粒で酸味を感じる果実の香りと、花束を思わせる香りや紅茶のような香りが特徴。
ブルゴーニュ地方など冷涼なエリアでは、森の小道や神社の裏、苔むした木の根元を思わせるような湿った香りが感じられ、これをスーボワ=森の下草と呼びます。
全体的にふんわりとした香りであることが多く、新樽で熟成されてもそこまでパワフルな印象は受けません。
カリフォルニアやチリなど、日照量豊富な場所で栽培されるとより甘やかな果実の印象を受けますが、ニュアンスとして小梅やサワーチェリーなどの酸味も感じることが出来ます。
熟成するとダージリンやスーボワ、ドライフラワーの香りが強く出るようになり、腐葉土やキノコのニュアンスも感じられます。
香水のようにスーッと立ち上る香りが加わり、非常に華やかな印象になります。
ふわっと優しく、果実味のある軽いタッチの味わい
ピノ・ノワールの味わいを構成するのは基本的に酸味。
暖かいエリアでも、涼しいエリアでも、程度の差こそあれ酸味がボディを支えてくれます。
果皮が薄い品種なので、渋みは比較的少なめ。
さらっと軽いタッチです。
グラン・クリュのように恵まれた条件で樽熟成されたり、カリフォルニアのように日光を豊富に受ける場所では渋みもしっかり感じられますが、それでもほかと比べると少ない品種。
そのため、味わいも印象としてはふわっと優しく、果実味のある可愛らしい雰囲気を楽しめます。
シノニム
イタリアではピノ・ネロ、ドイツではシュペートブルグンダーと呼ばれています。
ピノ・ノワールの主な栽培地
土地によって味がかなり変わる「ブルゴーニュ地方|フランス」
ピノ・ノワールといえばブルゴーニュ地方。
中世の修道院によるブドウ栽培・ワイン作りの中で、畑ごとの味の境目が記され、優れた畑が特定されていきました。
当時の畑の区分けを見ると、見事に土壌の分かれ目や断層に沿っているそうです。
修道士の優れた味覚に驚きますが、裏を返せばピノ・ノワールが土壌の違いを緻密に味わいに反映する証拠のようなもの。
さて、ブルゴーニュ地方の特徴は、細分化され格付けされた畑ごとの差異です。
シャンボール・ミュジニー村とジュヴレ・シャンベルタン村のワインの味は明らかに異なり、グラン・クリュ・ミュジニーとグラン・クリュ・ボンヌ・マールの味わいはこれも明らかに異なる。
こういった、ほかの品種では不可能なほどの違いを生み出すのが、ピノ・ノワールです。
ブルゴーニュ地方全体で見ると、冷涼で大陸性気候、石灰交じりの粘土質土壌が多い土地。
イチゴやサクランボなど、小粒の酸味があるフルーツの香りと小さな花束、スーボワの香りが中心になります。
グラン・クリュなど格上の畑は、場合によっては硬水のような香りが強く、数年熟成させないと味わいが十分に楽しめないことがあるのでご注意を。
スレンダーな「アルザス地方|フランス」
ドイツとの国境沿いに位置するアルザス地方もピノ・ノワールの名産地。
ブルゴーニュよりも厳しい寒さを持ち、基本的にはスレンダーで酸がたったスタイル。
しかし、日照量が豊富で乾燥した気候を持つため、良い畑で栽培されると想像以上にしっかりとした渋みとはっきりした香りを持つ堂々としたワインが出来上がります。
アルザス地方でグラン・クリュを名乗るためには、高貴品種と呼ばれる4種類の白ブドウを栽培することが必要です。
したがって、ピノ・ノワールをグラン・クリュ畑で栽培しても、出来上がったワインはグラン・クリュと名乗ることは出来ません。
しかしながら、フォルブルク、ヘングスト、キルヒベルグ・ド・バールといったグラン・クリュはピノ・ノワールにとってもグラン・クリュ級の畑として広く認知されています。
大抵は畑の頭文字をワイン名につけて、グラン・クリュ栽培であることをアピールしているので、一つの参考にしてみると良いでしょう。
筋肉質なスタイルの「ロワール地方|フランス」
また、ロワール地方上流でもピノ・ノワールは栽培されています。
特に良いものができるのは、最上流部のサントル・ニヴェルネ地区。
サンセールやプイィ・フュメといったソーヴィニヨン・ブランの銘醸地がある場所です。
このエリアのピノ・ノワールはピノにしてはしっかりした渋みでどっしりと重ため。
冷涼気候の軽やかな酸味やハーブのような香りを持ちながらも、がっしりとした筋肉質なスタイルです。
シャンパーニュ地方|フランス
そして忘れてはならないのがシャンパーニュ地方。
ピノ・ノワールはモンターニュ・ド・ランスで多く栽培されています。
グラン・クリュも多い北側の斜面で栽培されたものは、軽い渋みと太い酸味でワインに骨格をもたらし、南側で栽培されたものはボディと膨らみを与えます。
武骨でアーシーな雰囲気を持つ「ドイツ」
ドイツではシュペートブルグンダーと呼ばれ栽培されています。
近年その質の高さが知られてきたようで、注目のエリアとなっています。
とりわけ有名なのはバーデン地方。
フランスのアルザス地方から川を挟んで東側にある場所で、温泉のある保養地としても有名なエリアです。
火山性土壌で栽培され、武骨でアーシーな雰囲気を持つピノ・ノワールになります。
また、バーデン同様にアルザス地方と隣り合うファルツ地方も注目。
こちらはアルザスからそのまま北へ進んだ場所にあり、フレッシュでクリアな果実味を特徴とします。
その他、ラインガウ地方で栽培されているタイトで厚みがありミネラリーなピノ・ノワールもスタイリッシュでとてもおススメです。
一回り大きいヴォリュームの「アメリカ」
アメリカでは一回りボリュームの大きい味わいに。
とはいえ優れた作り手は味わいのバランスをきちんととり、ブルゴーニュ然としたエレガンスを湛えたワインを作ります。
最もフランスに近いスタイルに仕上がるのが冷涼気候で名高いオレゴン州。
穏やかな香立ちとオレンジピールを思わせる香のアクセント、ふんわりした果実味とともに力強い渋みが全体をまとめます。
ウィラメット・ヴァレーがとりわけ有名ですが、その中にも土壌や気候によっていくつかのサブ・リージョンがあり、ここでもピノ・ノワールは環境ごとの表情を見せてくれます。
カリフォルニア州でもピノ・ノワールは成功を収めています。
寒流の涼しい影響を受ける、湾から近いエリアが特に良く、カーネロスやロシアン・リバー・ヴァレーなどは豊かな果実味と艶やかな舌触り。
ソノマの海沿いも同様に寒流の影響で上手くいっており、カレラやアオー・ボン・クリマなど日本でも有名な作り手が畑を持ちます。
パワフルな味わいの「ニュージーランド」
香りのポテンシャルを最大限引き出したソーヴィニヨン・ブランで名を馳せた国の、次の一手がピノ・ノワールでした。
北島のマーティンボローでは、強い風と豊富な日照を浴びて黒々と力強いピノに。
密に詰まった香りとざらつく渋みのあるパワフルな味わいが特徴です。
南島のセントラル・オタゴは、より引き締まった筋肉質な力強さ。
海に囲まれたニュージーランドにあって、唯一大陸性気候のエリアで、大きな寒暖差を受けて香高く、タイトな味わいを特徴とします。
フェルトン・ロードなどニュージーランド・ピノを代表するワイナリーがひしめき合います。
淡く優しいのは「オーストラリア」
オーストラリアのピノは主にヴィクトリア州とタスマニア島で栽培されています。
どちらもオーストラリア内で涼しいエリアとして知られており、ヤラ・ヴァレーやじーロング、モーニングトン・ペニンシュラといったエリアから、淡く優しい味わいのピノ・ノワールが作られています。
本家を思わせる綺麗なピノ「南アフリカ」
若手の作り手を中心に、猛烈な勢いで発展しているのが南アフリカ。
大抵の場所はピノにとって暑く、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーの栽培地となっていますが、海沿いの寒流が通るエリアではピノが栽培されています。
ウォーカー・ベイやエルギンなど、限られた地域ではふわっと柔らかい口当たりと、本家ブルゴーニュを思わせる綺麗な果実や花の香りの上質なピノが生まれます。
ピノ・ノワールに合う料理
- 鶏肉の赤ワイン煮込み
- 牛スネ肉の赤ワイン煮込み
- ビーフシチュー
- サンマの塩焼き
- サバのリエット
- マグロのヅケ
- キッシュ
- キノコのホイル焼き
- 軽めのピノには白カビタイプ
- しっかり目にはウォッシュタイプのエポワスなど
まとめ
世界中のワイン好きを虜にするピノ・ノワールですが、環境に敏感に反応し、分かるようでわからない。
ふわっと優しいフルーティなものもあれば、緊張感あふれ陰影に富むものも。
同じ品種とは思えないほどに表情を変え、いくら飲んでも理解した気になれないところにも楽しみがあります。
やや値は張りますが、特別な時に特別な一本として楽しんでみてください。