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【ソムリエ評価レビュー】ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・ルージュ

ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・ルージュの画像

ブルゴーニュのなかでもひときわ名高く、名声を欲しいがままにするワインの聖地、ヴォーヌ・ロマネ村。

そこで代々ワインを作り続ける名門、グロ一族。

ブルゴーニュの畑は分割相続が基本です。

子供が複数人いる場合、それぞれの子供に土地を分割して譲り渡します。

ミッシェル・グロは、グロ家の長男としてドメーヌの建物と、グロ家単独所有のモノポール「クロ・デ・レア」を相続しました。

グロ一族の中でも玄人好みのミッシェル・グロ。

名門の正統後継者が生み出す奥深い味わいは、数々のワインファンを虜にしてやみません。

香り・味の特徴

光を通して鮮やかに輝くルビーレッド。

はじめは穏やかに、段々と立ち上ってくる香りは、野イチゴやバラ、カカオに漢方、紅茶。

湿った土のような、薄暗い森の中を思わせる独特の香りがあり、陰影の感じられる立体的な構成になっています。

硬水のようなカチッと整った、清らかな味わい。

引き締まった酸味から、穏やかな果実味へ、そしてそれを心地よく舌に響かせる渋み。

飲み込んだ後にもふっと香りが戻り、長く口の中で余韻が楽しめます。

名門グロ家の正統後継者

ヴォーヌ・ロマネ村の名門、グロ家は1830年からワインを作り続けている伝統ある一族。

初代のアルフォンス・グロから始まり、4代目のルイ・グロがドメーヌの基礎を作り上げました。

ルイ・グロの引退後、ドメーヌは子供たちによって分割され、現在グロ一族の血統を引くドメーヌは4つ存在しています。

その中でも、総本家として直系の味を引き継ぐのがミシェル・グロ。

同様に素晴らしい作り手として名を馳せていた父ジャン・グロのワインにも、彼ミシェル・グロの腕による部分も大きかったそう。

そんなミシェル・グロのワインは、非常にエレガント。

ゴリゴリと主張してくるような味わいではなく、滋味深いなかにも可憐な花の香りが見え隠れするというような、優雅なスタイルです。

ACブルゴーニュでこのエレガンス

ブルゴーニュワインの格付けは、特級、一級、村名、広域ブルゴーニュ、とピラミッド構造になっています。

そのベーシックなラインとして全体を支えるのが、ACブルゴーニュ。

ミシェル・グロのACブルゴーニュ・ルージュは、ヴォーヌ・ロマネ村とニュイ・サン・ジョルジュ村のブドウから。

抜栓後少しずつ立ち上ってくる香りは、ベーシックラインといえど流石のエレガンスをたたえています。

カカオや漢方、森の中を思わせる湿った土のような香りから、野イチゴやバラの花のような可憐な香りが現れ、硬水のようにカチッと締まった味わいの後に長い余韻を残す。

花のようなチャーミングな香りと、森の中の暗いアーシーな香りの共存、そして飲み込んだ後にふっと戻ってくる長い余韻。

これこそがブルゴーニュワインの基本であり、世界のワインファン、ワインメーカーが追い求めて止まないものです。

ブルゴーニュの味を支える名門グロ家の基本ワイン。

ゆっくりと時間をかけて味わってください!