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【ソムリエ評価レビュー】コノスル・ゲヴュルツトラミネール・レゼルバ

コノスル・ゲヴュルツトラミネール・レゼルバの写真

ワインは香りを楽しむもの。

そういわれるけれど、ワインの香りって良く分からないことも多いのではないでしょうか。

  • 「カシスやブラックベリーのフルーティな香り」
  • 「葉巻に枯れ葉、トリュフのニュアンス」

ソムリエは色んな例えでワインの香りを表現します。

プロとして品質を見極める意味もあり、その表現は非常に細やかで時として、確かに分かりづらい。

一方で、ワインの楽しみの大きな割合を香りが占めていることもまた確かです。

今回おススメするワインは、純粋に「良い香り」がしっかりとします。

トロピカルで、スパイシーで・・・色々な表現はできますが、だれが飲んでも多分「良い香り」がする、と感じてもらえるとっても素敵なワインです。

香り・味の特徴

ゲヴュルツトラミネールは「とにかく良い香りのワインをください」と頼むと必ず出てくるであろうワインのひとつ。

ライチのような華やかな香りだちから、普段ワインを飲まない方や「ワインの香りって分からない」という方にもオススメされることも多いと思います。

ライチやアプリコット、南国フルーツを連想する甘い香りに加えて、クミンやアニス、シナモンなどのスパイス香があり、甘ったるいだけではないお上品な印象。

チャイやホットワインにでも入れそうな、ピリリと甘いスパイスです。

味わいはドライでぴしっと酸味が効いており、クリアな後味がとても気持ち良い。

何度でも楽しめる素敵なワイン

価格も安く香りも分かりやすいからといって、所謂「初心者向け」ワインと思ってしまうと損をすることになります。

味わいもボケず綺麗で、どうしてなかなか通向けの一面もある。

ワインが初めての頃に飲み、色々分かって来たぞという頃にまた飲み、何度でも楽しめる素敵なワインです。

ゲヴュルツトラミネールは香り豊かなブドウ品種

さて、このワインがなぜこんなに香高いかというと、「ゲヴュルツトラミネール」というブドウを使っているから。

「ゲヴュルツ」とは「スパイス」の意味。

このブドウから出来るワインが香り豊かでスパイシーなことからついた名前と考えられています。

山間の内陸で栽培されることが多く、有名な栽培地としてフランスのアルザス地方や、北イタリアのトラミン村などが有名です。

産地と品種のユニークな組み合わせ

今回のワインを作っているコノスルは南半球のチリのワイナリー。

そして畑は海から何キロも離れていないエリアにあります。

ゲヴュルツトラミネールの栽培地とは全く違う環境で、このワインのとてもユニークな点はまさにここではないでしょうか。

本来の栽培地である山間で育ったゲヴュルツトラミネールは、比較的酸味や渋みが強く出て、飲みごたえのあるものになりがち。

アルザス地方のものは渋みと場合によっては甘味が残り、トラミン村のものも、一見そうとは思えないクリアな味をがっしりとした酸味が貫いています。

一方、コノスルのゲヴュルツトラミネールは海に近い環境で育っているため、ゆったりとした広がりのある味とサラッと引っかかりのない後味になっていて、良い意味でとても飲みやすい。

チリの海沿いという立地とゲヴュルツトラミネールというブドウのユニークな組み合わせで上手に作られているからこそ、初心者から玄人まで何度でも楽しめるワインになっているのです。